嬉しいやら寂しいやら

毎年のことですが、この時期の我々スタッフの気持ちは複雑です。島外へ進学する生徒のうちの最後の一人が本日卒塾します。この3月4月で島外へ進学していく生徒は小中高等部あわせて7名なのですが、中には家族全員で島外へ行かれるご家庭もあります。全員志望校へ合格してから、出発するまで少し時間があり、その時間の中で塾を手伝ってくれる生徒や勉強を続けて進学後の準備をする生徒もいました。皆、5、6年間一緒に勉強してきたので、塾でその姿が見られること、声を聴けること、ご家族の皆さんと会話をかわすことが日常のありふれた風景でした。未来にむけ、あたらしい一歩を踏み出してくれることは、頼もしく、私たちの誇りであり、うれしいことです。しかし、出発前日に挨拶に寄ってくれると思わず涙が出そうになり、最近は堪えるのもやっとという感じです。その後、2、3日するといつもの姿が見えず声も聞けず、次第に○○さんロス、○○くんロスを味わうことになります。毎年味わう寂しさなのですが、なかなか慣れることはできませんね。ただ、新年度になれば新しい出会いもたくさんあります。この2月からたくさんの生徒との出会いがありました。特に小学生が多いのですが、これからまた5年6年間の長いお付き合いとなるとおもいます。勉強を通していろいろな思い出でをつくっていきたいとおもいます。そして、又きっと卒塾されるときに泣かされるのでしょう………。